「なすがまま」の意味と使い方や例文!「あるがまま」との違いは?(類義語)

【言葉】
なすがまま

【意味】
相手がすることに反論や抵抗をしない。流れに身を任せる。

【類義語】
・行雲流水
・自然の理に従う

「なすがまま」の使い方

ともこ
健太くん。どこに行っていたの?
健太
UFOにさらわれていたんだ。
ともこ
何もされなかった?
健太
宇宙人のなすがまま、抵抗することもできず何かの実験をされたよ。

「なすがまま」の例文

  1. 今援軍を出さないと敵のなすがままになってしまう。
  2. あきらめてなすがままにされていた。
  3. なすがまま、彼の言う通りに動いた。
  4. 政治家のなすがまま、考えることをやめてしまった愚かな国民。
  5. 争う気はなかったので彼のなすがままにした。

「なすがまま」と「あるがまま」の違いは?

なすがまま」に似ている表現に「あるがまま」があります。

あるがまま」とは、「存在する通り。ありのまま。あるまま。」という意味です。

なすがまま」も「あるがまま」も、そのままという意味があります。

しかし「なすがまま」は、流れに身を任せることをいいます。

対して「あるがまま」は、ありのままという意味で使われます。