「粘り強さ」の意味と使い方や例文!「継続力」との違いは?(類義語・対義語)

【言葉】
粘り強さ

【読み方】
ねばりづよさ

【意味】
耐え忍ぶ力の強さ。

【類義語】
・しぶとさ

【対義語】
・飽きっぽさ

「粘り強さ」の使い方

ともこ
今年のバレー部は強いわね。
健太
粘り強さを強化したんだって。
ともこ
しつこくどこまでもレシーブを追いかけ、ブロックはしつこいくらいについていっているもんね。
健太
これは優勝するかもしれないよ。

「粘り強さ」の例文

  1. 古今集の寛けさから脱出して、強さ・鋭さ・粘り強さを形式から出さうとした。(折口信夫 女房文学から隠者文学へ)
  2. イアルは、箪笥を作るときの、あの静かな粘り強さで、一歩ずつ歩いているのだ。(上橋菜穂子 獣の奏者 IV 完結編)
  3. 雨が垂れていた。激しい勢いではないが、その分、永遠に降り止むこともないような粘り強さを感じさせる。(伊坂幸太郎 死神の精度)
  4. 彼の粘り強さが、研究を持続させた原動力となった。
  5. 健太くんには、不屈の粘り強さを感じる。

「粘り強さ」と「継続力」の違いは?

粘り強さ」に似ている表現に「継続力(けいぞくりょく)」があります。

継続力」とは、つづける力のことです。

粘り強さ」も「継続力」も、能力のことをいいます。

しかし「粘り強さ」は、忍耐力の強さのことをいい、最後までやり通す力の強さのことです。

対して「継続力」は、つづける力のことをいいます。