【言葉】
回し者
【読み方】
まわしもの
【意味】
敵の中にひそかに紛れ込んで、内情を探る人。
【類義語】
・間諜
・スパイ
「回し者」の使い方
新しく入った彼はライバルチームの回し者なんじゃないかな。
回し者でもいいじゃない。盗まれて困るような情報はないわよ。
ともこちゃんはお気楽だなあ。
彼が回し者でも、きっと最後には味方になってくれる気がするのよ。
「回し者」の例文
- 彼はライバル会社の回し者かもしれないから注意しよう。
- 回し者ではないが、あのメーカーのクオリティには驚かされる。
- それにしても囮だとか、そのほか回し者があちこちにいるに違いない。(A・C ドイル シャーロックホームズ全集)
- 事実、こいつは誰かの回し者じゃないかと思われるような男も、たまには来る。だが、おれは藩政批判はせぬ。(藤沢周平 風の果て 上)
- おまけに、おまえたちみんなをエドガーの回し者だと思っているんだ。(エミリー・ブロンテ 嵐が丘)
「メーカーの回し者」とは?
「回し者」を用いた表現の一つに「メーカーの回し者」があります。
「メーカーの回し者」とは、製品を作り売る側の人間のことで、客に紛れ込むなどして自社製品を褒めたり売り込んだりすることをいいます。
【例文】
- メーカーの回し者じゃないけど、このカレーは最高においしいんだ。
- SNSでこの商品を強く押している人がいるけど、メーカーの回し者なんじゃないかな。