「気配り」の意味と使い方や例文!「気遣い」との違いは?(類義語)

【言葉】
気配り

【読み方】
きくばり

【意味】
不都合・失敗がないよう、あれこれと気を付けること。相手を思いやって気を付けること。

【類義語】
・心配り
・配慮

「気配り」の使い方

ともこ
健太くん。空手部は楽しい?
健太
後輩にまで気配りができる先輩がいて、とても助けられているよ。
ともこ
いい先輩ね。
健太
本当に人間ができたいい先輩だよ。

「気配り」の例文

  1. 人目を忍ぶことであれば、音を立てないように気配りをして庭を歩いた。(畠中恵 しゃばけ)
  2. 昇進するには、実力だけでなく各方面への多大な気配りが必要だ。
  3. ともこちゃんはまだ若いのに、しっかりしていて周囲への気配りもできる。
  4. 顔は四角くごついが、目つきは優しい。たぶん女性に対する気配りも細かいのだろうと平介は想像した。(東野圭吾 秘密)
  5. タオルケットを掛けていたのに気づいた。宿直室に寄った記憶はないから千鶴子の気配りだろう。(横山秀夫 クライマーズ・ハイ)

「気配り」と「気遣い」の違いは?

気配り」に似ている語に「気遣い(きづかい)」があります。

気遣い」とは、「あれこれと心をつかうこと。心づかい。また、気がかり。心配。」という意味です。

気配り」も「気遣い」も、手落ちや手抜かりのないよう気をつけることをいいます。

気遣い」は、心配の意味がある点が違います。