「苛まれる」の意味と使い方や例文!「不安に苛まれる」とは?(類義語・対義語)

【言葉】
苛まれる

【読み方】
さいなまれる

【意味】
苦しめられる。いじめられる。られたり責められたりする。

【類義語】
・虐げられる
・いびられる
・咎められる

【対義語】
・赦される
・解放される

「苛まれる」の使い方

健太
ごみを人の自転車かごに捨ててしまったよ。
ともこ
罪の意識に苛まれるくらいならやらなければいいのに。
健太
ごみを持ったままここに来るわけにはいかなかったんだ。
ともこ
帰りに回収して帰った方が精神衛生上良さそうね。

「苛まれる」の例文

  1. 日本代表選手は、プレッシャーに苛まれる
  2. 余命宣告を受け、死の恐怖に苛まれる
  3. 健太くんは、嫉妬と劣等感に苛まれている。
  4. 望郷の念に苛まれつつ、彼の地で一生を終えることになったのですよ。(坂東眞砂子 旅涯ての地 上)
  5. あなたはひどく苦しんでいるし、その苦しみが私にはわかる。あなたはそのまま苦痛に苛まれ、ぼろぼろになって死ぬべきなのです。(村上春樹 1Q84 BOOK2)

「不安に苛まれる」とは?

苛まれる」を用いた表現の一つに「不安に苛まれる(ふあんにさいなまれる)」があります。

不安に苛まれる」とは、不安な気持ちに苦しめられるという意味です。

【例文】

  1. 老後の生活を考えると不安に苛まれる
  2. 金銭面を考えると不安に苛まれ、子供を産むことを躊躇する夫婦が多い。
  3. 仕事の契約を切られるのではないかと不安に苛まれる