【言葉】
ご多幸
【読み方】
ごたこう
【意味】
非常にしあわせなことの意の「多幸」に敬意の接頭語「ご」を付けた語。
【類義語】
・ご多祥
「ご多幸」の使い方
「ご遺族の皆様にはご多幸を心よりお祈りいたします」って首相が発言していたね。
家族を失って幸せを感じるわけがないじゃない。
そうだよね。失ったものは戻ってこないよね。
悲しみを乗り越えた先に幸せがあるかもしれないけど、それを原因を作った為政者に言われたくないなあ。
「ご多幸」の例文
- あなたがたご夫婦のご多幸ならんことを祈って。(横溝正史 金田一耕助全集 横溝正史 支那扇の女 他一篇)
- 当時影縫ちゃんに殴られたという悪ガキくんのご多幸をお祈り申し上げる。(西尾維新 物語シリーズ 14 暦物語)
- 皆様のご多幸とご活躍をお祈り申し上げます。
- 開会式に先立って、参加者の安全とご多幸を祈る祈祷が行われた。
- 貴国の益々のご繁栄と国民のご多幸を祈念いたします。
「ご多幸をお祈り申し上げます」とは?
「ご多幸」を用いた表現の一つに「ご多幸をお祈り申し上げます(ごたこうをおいのりもうしあげます)」があります。
「ご多幸をお祈り申し上げます」とは、幸福であることを祈っていますの意の丁寧な表現です。
【例文】
- ご多幸をお祈り申し上げますと相手を気遣う言葉で手紙を締めくくる。
- 皆様のますますのご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。