「愛らしい」の意味と使い方や例文!「愛くるしい」「可愛い」との違いは?(類義語・対義語)

【言葉】
愛らしい

【読み方】
あいらしい

【意味】
小さいもの、幼ない子などがかわいらしい。

【類義語】
・いとおしい
・いとしい
・愛くるしい

【対義語】
・憎らしい

「愛らしい」の使い方

健太
パンダの赤ちゃんは愛らしいね。
ともこ
コロコロしているわね。連れて帰りたい。
健太
結構大きくなるんだよ。
ともこ
私の家では無理ね。

「愛らしい」の例文

  1. われわれの中にもこの愛らしいながめをおぼえているものが少なくない。(ヘルマン・ヘッセ ガラス玉演戯 上)
  2. 彼女は僕の愛を疑ってはなりません。愛らしい普段着を着ている彼女の姿を僕はいつでも思い浮かべています。(モーツァルトモーツァルトの手紙)
  3. というのは、非常に愛らしい相手を見るだけでは十分ではないからだ。(スタンダール 恋愛論)
  4. おへそを天井に向けて寝るねこの姿が何とも愛らしい
  5. 赤ちゃんの愛らしい仕草に見とれた。

「愛らしい」と「愛くるしい」「可愛い」との違いは?

愛らしい」に似ている語に「愛くるしい(あいくるしい)」「可愛い(かわいい)」があります。

「愛らしい」と「愛くるしい」の違いは?

愛くるしい」とは、幼い子や愛玩用の小動物などの動作や表情が非常にかわいらしいことをいいます。

愛らしい」も「愛くるしい」も、非常にかわいらしいことをいいます。

しかし「愛らしい」は、小さなものに対して好感をもち、実にかわいいと感じるさまをいいます。

対して「愛くるしい」は、小さい子や小さい動物などの動作や表情が非常にかわいらしいことをいいます。

「愛らしい」と「可愛い」の違いは?

可愛い」とは、
①いたわしい。ふびんだ。かわいそうだ。
②愛すべきである。深い愛情を感じる。
③小さくて美しい。

という意味です。

愛らしい」も「可愛い」も、かわいいことをいいます。

しかし「愛らしい」は、小さなものに対して好感をもち、それらに対してかわいいと感じるさまをいいます。

対して「可愛い」は、小さいものを美しいと思うことをいいます。

また「可愛い」は、かわいそうという意味がある点が「愛らしい」と違います。