「先立つもの」の意味と使い方や例文!「先立つものがない」とは?(類義語)

【言葉】
先立つもの

【読み方】
さきだつもの

【意味】
真っ先に必要なもの。

【類義語】
・先だって

「先立つもの」の使い方

健太
もっと豪華な文化祭にならないかな。
ともこ
先立つものがないと仕方ないわね。
健太
地獄の沙汰も金次第っていうもんね。
ともこ
世の中お金よね。

「先立つもの」の例文

  1. 先立つものがなければ夢は夢のままで終わる。
  2. 先立つものがない中で、熱意だけで作り出した商品です。
  3. 先立つものはあったが、足りないところはその場その場で働きつつ、敵を探して合衆国を街から街へ旅していった。(A.Cドイル 緋のエチュード)
  4. 何をするにも先立つものは金さ。(徳田秋声 縮図)
  5. 女は男に国を逃げだすことを承知させましたが、さて国を出て、どこかへ逃げ、そこで安穏に隠れて暮らしていくためには、先立つものは金です。ところが、どちらも金はない。(アレクサンドル・デュマ 三銃士)

「先立つものがない」とは?

先立つもの」を用いた表現の一つに「先立つものがない」があります。

先立つものがない」とは、物事をするためにまっさきに必要となるものがないことをいい、特に、お金がないことをいいます。

【例文】

  1. 世界中を旅したいと常々思っているが、先立つものがない
  2. 隣人の騒音には困っているが、引っ越しをするのに先立つものがない