「興が冷める」の意味と使い方や例文!「興が醒める」との違いは?(類義語・対義語)

【言葉】
興が冷める

【読み方】
きょうがさめる

【意味】
興味やおもしろみがトーンダウンする。

【類義語】
・興ざめする

「興が冷める」の使い方

健太
漫画の連載が長期化して、背景に編集者が絡む大人の事情が見え隠れすると興が冷めるよね。
ともこ
利益主義はだめよね。
健太
連載の長期化はよくないよ。
ともこ
わかるわ。だから少年週刊漫画雑誌系は読まないの。編集者の意図を感じるもの。

「興が冷める」の例文

  1. 野外イベントで雨が降ると興が冷める
  2. 試合開始と同時にあっけなく点をいれられ興が冷める
  3. ドラマの良いシーンでニュース速報が入り興が冷める
  4. おいしく頂いている時に、店長が従業員を叱咤して興が冷めた。
  5. 彼の演技はわざとらしくて興が冷める

「興が冷める」と「興が醒める」の違いは?

興が冷める」と同じ読み方で「興が醒める」があります。

興が冷める」の「冷める」は、熱い物が熱を失うことをいう他、熱意や興奮から醒めることをいいます。
興が醒める」の「醒める」は、冷静になることをいいます。

冷める」も「覚める」も、同じような意味で使われています。

なので「興が冷める」も「興が醒める」も同じ意味で、どちらも正しい使い方です。