【言葉】
雨あられ
【読み方】
あめあられ
【意味】
矢・弾丸などが、雨やあられのように絶え間なく激しく降りそそぐことをたとえていう語。
【類義語】
・途切れなく
・絶え間なく
「雨あられ」の使い方
弁慶の立ち往生って、義経を守るために、雨あられのように矢を浴びせられても、弁慶はそこから動かなかったんだよね。
立ち往生って医学的に可能なのかしら。
可能らしいよ。弁慶は激しい戦闘の最中に死んだんだって。だから、死後硬直が早まり、絶命して倒れる前に筋肉が硬直して立ったまま亡くなったんだって。
義経のために最後まであきらめなかったのね。
「雨あられ」の例文
- いきなり、目のまえに爪の壁がそびえ、土くれが雨あられとふってきた。(上橋菜穂子 精霊の守り人)
- 弾丸が雨あられと飛び交う戦場にわざわざ志願していくとは気が狂っている。
- ともこちゃんは、彼に罵詈雑言を雨あられと浴びせられた。
- 記者たちは首相に質問を雨あられと浴びせた。
- ボクシングの試合で、強打を雨あられと浴びせノックダウンした。
「感謝感激雨あられ」とは?
「雨あられ」を用いた表現の一つに「感謝感激雨あられ(かんしゃかんげきあめあられ)」があります。
「感謝感激雨あられ」とは、非常に感謝していることをいいます。
【例文】
- 引っ越しするにあたって、いろいろお世話していただき感謝感激雨あられです。
- 手伝ってくれたおかげで早く終わりました。感謝感激雨あられです。