「開けっぴろげ」の意味と使い方や例文!方言ではない?(類義語)

【言葉】
開けっぴろげ

【読み方】
あけっぴろげ

【意味】
①(窓・戸・ふたなどを)開けたままにしておくこと。
②心に包み隠しのないさま。あけすけ。開放的。

【類義語】
・あけすけ
・ざっくばらん

「開けっぴろげ」の使い方

健太
あの国はヴェールに包まれていてよく分からない国だよね。
ともこ
少し前までは開けっぴろげな国だったのよ。
健太
本当に?信じられないや。
ともこ
戦争で南北に分断されてから、閉ざされた国になってしまったのよ。戦争って後世に悪い影響を及ぼすわよね。

「開けっぴろげ」の例文

  1. 昔はもっと開けっぴろげなことが多かった、個人情報保護が叫ばれるようになり変わった。
  2. 父の喜びも母の涙も、妹の開けっぴろげな笑い顔にも、もちろん感動した。(宮部みゆき 蒲生邸事件)
  3. ともこちゃんは何でも開けっぴろげに話す。
  4. 健太くんは開けっぴろげで気がいい少年だよ。
  5. 開けっぴろげに、派手に、みんなが驚くような暮しをしていましたよ。(ツルゲーネフ 猟人日記 上)

方言ではない?

開けっぴろげ」は、多く「明けっ広げ」と書き、「明け広げ」の強調形です。

字面からして方言のようにも見えますが、方言ではなく辞書にも掲載されています。