【言葉】
お墨付き
【読み方】
おすみつき
【意味】
①室町・江戸時代、幕府や大名から、後日の証拠として臣下に与えた花押 (かおう) のある文書。
②権力・権威のある人の与える保証。

「お墨付き」は、権威のある人や機関から得た保証や承認のことだよ。歴史的には花押などのある文書を指したんだ。

専門家のお墨付きを得た商品なんだニャ。誰がどんな点を保証したのかも確認したいニャン。
【類義語】
・裁可
・認可
・公認
・証明書
・信任状
・文句なし
・言うことなし
「お墨付き」の使い方

文化祭の展示案が、先生からお墨付きをもらったんだ。

内容を確認して、進めていいと認めてもらえたのね。

うん。安心して準備できそうだよ。

でも、最後まで丁寧に仕上げましょう。
「お墨付き」の例文
- この歌は平安朝以降のその通念にお墨付きを与えたような歌だといえる。(大岡信 名句歌ごよみ 冬 新年)
- 名古屋走り、茨城ダッシュ、伊予の早曲がり、松本走りなどのローカルルールは、警察のお墨付きをもらっているわけではない。
- 専門家からお墨付きを得た企画について、チームで準備を進めた。
- ヴァチカンのお墨付きを得て、テンプル騎士団は人数においても政治力においても破竹の勢いで成長し、十を超える国々に広大な地所を蓄えた。(ダン・ブラウン ダヴィンチ・コード)
- 「俺たち友子には、徳川家康公のお墨付きがあるってことは知ってたかい」 金次が、畏まって耳を傾けている富治に、得意そうに語って聞かせた。(熊谷達也 邂逅の森)
「お墨付き」と「折り紙付き」の違いは?
「お墨付き」は、権威のある人や機関などから、認められたり保証されたりすることを表します。「専門家のお墨付き」「上司のお墨付きを得る」のように使います。
「折り紙付き」は、品質や能力などが確かで、すでに高い評価や定評があることを表します。「実力は折り紙付き」のように使います。もとは鑑定書などの「折り紙」に由来する言い方です。
どちらも信頼や保証に関係する言葉ですが、「お墨付き」は誰が認めたか、「折り紙付き」は実力や品質への評価に重点があります。ただし、文脈によって意味が重なる場合もあります。












