【言葉】
思い込み
【読み方】
おもいこみ
【意味】
深く信じこむこと。また、固く心に決めること。
【類義語】
・偏った考え
・先入観
「思い込み」の使い方
どうすればともこちゃんみたいに数学が得意になるのかな。
思い込みをなくすことね。
数学って、公式や解き方を覚えるんじゃないの?
そのやり方は数学の能力が伸びないし楽しくないわ。数が苦になるわ。
「思い込み」の例文
- となると、思い込みは修正されるよりもむしろ強化される可能性が高い。これが思い込みの最終段階、つまり、頑固な思い込みである。(澤口俊之 あぶない脳)
- けど、それはただの思い込みにすぎないんで、あたしは言葉にしなかった。胸の中にしまっておいた。(喜多嶋隆 ビリーがいた夏)
- 自分の気のせいだと思い込み、深く考えずにいたことが失敗だった。
- それはともこちゃんの身勝手な思い込みに過ぎない。
- 卒業するまでずっと、佐藤さんのことを加藤さんだと思い込んでいた。
「思い込み」と「勘違い」の違いは?
「思い込み」に似ている語に「勘違い(かんちがい)」があります。
「勘違い」とは、「間違って思い込むこと。思い違い。」という意味です。
「勘違い」は、間違って思い込むことをいうので、意味が通じる部分があります。
しかし「勘違い」は、間違いを間違ったまま固く信じることをいいます。
対して「思い込み」は、固く信じることをいい、間違いという意味がありません。