「活を入れる」の意味と使い方や例文!「喝を入れる」は間違い?(類義語)

【言葉】
活を入れる

【読み方】
かつをいれる

【意味】
①柔道などの術で、気絶した人の息を吹き返らせる。
②刺激を与えて元気づける。

【類義語】
・ムチを入れる
・やる気を出させる

「活を入れる」の使い方

健太
朝早起きすると良いって言うけどなんでかな。
ともこ
朝陽が活を入れてくれるのよ。
健太
朝陽が元気づけてくれるの?
ともこ
体に良い刺激を与えてくれるのよ。

「活を入れる」の例文

  1. あきらめムードの選手たちに活を入れる
  2. だらけている後輩に先輩が活を入れる
  3. 良きタイミングで活を入れることで効果を上げる。
  4. 中弛みしている健太くんに活を入れてやる気を出させる。
  5. ハーフタイムに活を入れたおかげで、後半開始直後に点が入った。

「活を入れる」と「喝を入れる」の違いは?

活を入れる」は、まれに「喝を入れる」と書いてあることがあります。

しかし「喝を入れる」と書くのは誤りです。

活を入れる」は、柔道などで気絶した人を蘇生させる術を施すことをいいます。転じて、刺激を与えて元気づける。または、気力を起こさせることをいいます。

」は、「いきる。いかす。」という意味です。
」は、「しかる。おどす。」という意味です。

活を入れる」に、しかるという意味はないので「喝を入れる」は間違いで、「活を入れる」が正しいです。