「撓垂れる」の意味と使い方や例文!「撓垂れ掛る」との違いは?(類義語)

【言葉】
撓垂れる

【読み方】
しなだれる

【意味】
①しなって垂れ下がる。
②こびたり甘えたりして人に寄り添い、または寄りかかる。

【類義語】
・撓垂れ掛る

「撓垂れる」の使い方

健太
ひまわりが撓垂れているね。
ともこ
あれだけ大きな花だから、支えるのはさぞ大変でしょうね。
健太
母さんに叱られてしおれている僕の父さんみたいだ。
ともこ
そう言われると、たくさんの撓垂れるひまわりが、終電で疲れ切っているサラリーマンに見えるわね。

「撓垂れる」の例文

  1. 雪の重みで枝が撓垂れる
  2. 実った稲穂が撓垂れている。もうすぐ収穫の時期だ。
  3. その女は男に撓垂れていた。
  4. 彼氏に撓垂れるともこちゃんを見掛け、僕は失恋したことを悟った。
  5. 撓垂れきたともこちゃんを向こうへ押しやった。

「撓垂れる」と「撓垂れ掛る」との違いは?

撓垂れる」に似ている語に「撓垂れ掛る(しなだれかかる)」があります。

撓垂れ掛る」とは、人にこびてもたれかかるという意味です。

撓垂れる」も「撓垂れ掛る」も、人にこびてもたれかかるという意味が同じです。

しかし「撓垂れる」には、しなって垂れるという意味がある点が違います。