「一介の」の意味と使い方や例文!「一介のサラリーマン」とは?(類義語)

【言葉】
一介の

【読み方】
いっかいの

【意味】
価値のないつまらぬ。ひとりの。

【類義語】
・単なる
・ただの

「一介の」の使い方

健太
都会のマンションの平均価格が上がり続けているんだって。
ともこ
一介のサラリーマンの給料じゃ買えないわね。
健太
生まれ育った国なのに、富裕層しか家を買うことができないなんておかしいよ。
ともこ
海外の富裕層が買っているらしいんだけど、国民が買えるようにしてほしいわよね。

「一介の」の例文

  1. 私は一介の平記者にすぎないが、小枝子の父親には社会的な立場がある。(宮部みゆき 龍は眠る)
  2. 加藤の頭の中で一介の製図工という文字と技師という文字が結びついた。(新田次郎 孤高の人)
  3. 国鉄の赤字経営の問題は一介の刑事の理解の域を越えたところにある。(鮎川哲也 戌神はなにを見たか)
  4. 彼女は一介の平凡な主婦に過ぎない。
  5. 一介の農民でしかなかった彼が大名にまでのし上がる。

「一介のサラリーマン」とは?

一介の」を用いた表現の一つに「一介のサラリーマン」があります。

一介のサラリーマン」とは、価値のないつまらぬサラリーマンという意味です。

【例文】

  1. 一介のサラリーマンが勇気を振り絞って経営者になった。
  2. キャンピングカーは、一介のサラリーマンには手が出せない。