【言葉】
昂る
「高ぶる」とも書く。
【読み方】たかぶる
【意味】
①高くなる。たかまる。亢進する。
②うぬぼれて高慢な態度をとる。
【類義語】
・興奮する
・高揚する
【対義語】
・諂う
・遜る
・鎮まる
「昂る」の使い方
彼は少しも昂るところがないね。
エリートなのに昂るところがないってすごいわよね。
優秀で性格も良いからもてるんだろうね。
しかも見た目もいい。完璧よね。
「昂る」の例文
- しかしなにかが違って聞こえる気がするのは、神経が昂っているからか?(福井晴敏 終戦のローレライ 上)
- このままそばにいても、母親が気持を昂らせるばかりだとわかっていた。(藤沢周平 日暮れ竹河岸)
- 手を柄の上にわなわなと震え、もう、ものもいえぬほどの昂り方だった。(室生犀星 野に臥す者)
- 健太くんは感情の昂りを抑えることができなかった。
- 感情が昂って言葉にならない。
「気持ちが昂る」とは?
「昂る」を用いた表現の一つに「気持ちが昂る(きもちがたかぶる)」があります。
「気持ちが昂る」とは、気持ちが高揚してテンションが上がることをいいます。
【例文】
- 試合の前の日は気持ちが昂って眠れなかった。
- ともこちゃんは常に冷静で、気持ちが昂ることがない人だ。