「戸惑う」の意味と使い方や例文!「躊躇う」との違いは?(類義語)

【言葉】
戸惑う

【読み方】
とまどう

【意味】
手段や方法が思いつかないこと。

【類義語】
・まごつく
・迷わす
・惑わす

「戸惑う」の使い方

健太
急に知らない子から告白されたんだよ。
ともこ
うれしかった?
健太
正直戸惑ったよ。一瞬、どっきりの撮影かと思ってしまったんだ。
ともこ
なれないと戸惑うわね。

「戸惑う」の例文

  1. 五十ちかい年になってはじめて子ができるというのは戸惑うものである。(坂口安吾 砂をかむ)
  2. 感動にも、また恐れにも似た気持ちを抱きながら、法廷は戸惑っていた。(佐藤賢一 王妃の離婚)
  3. アクセントは明らかに関西弁のものだった。さらに一成を戸惑わせたのは、男が大阪府警の刑事だということだった。(東野圭吾 白夜行)
  4. 子猫を拾い、どう世話をしていいのか戸惑う
  5. アンドロイドからiphoneに機種変更して、操作に戸惑う

「戸惑う」と「躊躇う」の違いは?

戸惑う」に似ている語に「躊躇う(ためらう)」があります。

躊躇う」とは、
①気持ちをしずめる。心を落ち着かせる。
②病勢などを抑える。
③あれこれと思いめぐらす。熟慮する。

という意味です。

戸惑う」は、困り惑うことをいいます。

対して「躊躇う」は、あれこれ迷ってぐずぐずすることをいうので意味が違います。