「問い質す」の意味と使い方や例文!「問い詰める」との違いは?(類義語)

【言葉】
問い質す

【読み方】
といただす

【意味】
厳しく問い責めて、不明、不審な点を明らかにする。

【類義語】
・問い詰める
・追求する

「問い質す」の使い方

健太
飼育小屋のウサギがいなくなったでしょう?
ともこ
無事なのか心配よね。
健太
挙動不審な生徒がいたから問い質したら、小屋に閉じ込められてかわいそうなウサギを逃がしたと認めたんだ。
ともこ
飼育されていたウサギは外では生きていけないから、逃がすと余計にかわいそうなのにね。

「問い質す」の例文

  1. 当事者に真相を問い質したが、言葉を濁すばかりだった。
  2. 落としの源さんは、容疑者を問い質して白状させるのがうまい刑事だ。
  3. 金の出所を問い質したところ不正が発覚した。
  4. 首相にその件を問い質す勇敢な記者はいなかった。
  5. 貞白は五百の意のある所を解するに苦んだ。そこで五百に問い質すと、五百はただ学問のある夫が持ちたいと答えた。(森鴎外 渋江抽斎)

「問い質す」と「問い詰める」との違いは?

問い質す」に似ている語に「問い詰める」があります。

問い詰める」とは、どこまでも問い質すことをいいます。

問い詰める」は、「問い質す」よりも、厳しく問う態度をいいます。