【言葉】
おっとり
【意味】
こせつかないでゆったりしているさま。おおようなさま。
【類義語】
・鷹揚
・悠然
【対義語】
・せかせか
・せせこましい
「おっとり」の使い方
なんであんなおっとりした子が、せかせかした彼と付き合っているんだろう。
真逆だからうまくいくんじゃないかしら。
あの子ばかり我慢していそうでかわいそうだよ。
そんなの二人にしか分からない事よ。
「おっとり」の例文
- あんたはおっとりしてるから、ふつうにしてたら高校受験は無理だわよ。(柳美里 水辺のゆりかご)
- いつものおっとりした様子からは想像もつかない激しい声だ。(恩田陸 ドミノ)
- 後から戻ってきた季耶が、その様子を見て、おっとりと笑顔になった。(上橋菜穂子 鹿の王 上)
- ともこちゃんはいつもおっとりとした口調で話す。
- ともこちゃんはおっとりしているように見えるが、内に激しい感情を秘めている。
悪い意味?いい意味?
「おっとり」は、何事にも寛大で、むやみに人と争ったり、人を疑うことのない性格のことをいいます。
なので、いい意味で使われます。