「おっとり」の意味と使い方や例文!悪い意味?いい意味?(類義語・対義語)

【言葉】
おっとり

【意味】
こせつかないでゆったりしているさま。おおようなさま。

【類義語】
・鷹揚
・悠然

【対義語】
・せかせか
・せせこましい

「おっとり」の使い方

健太
なんであんなおっとりした子が、せかせかした彼と付き合っているんだろう。
ともこ
真逆だからうまくいくんじゃないかしら。
健太
あの子ばかり我慢していそうでかわいそうだよ。
ともこ
そんなの二人にしか分からない事よ。

「おっとり」の例文

  1. あんたはおっとりしてるから、ふつうにしてたら高校受験は無理だわよ。(柳美里 水辺のゆりかご)
  2. いつものおっとりした様子からは想像もつかない激しい声だ。(恩田陸 ドミノ)
  3. 後から戻ってきた季耶が、その様子を見て、おっとりと笑顔になった。(上橋菜穂子 鹿の王 上)
  4. ともこちゃんはいつもおっとりとした口調で話す。
  5. ともこちゃんはおっとりしているように見えるが、内に激しい感情を秘めている。

悪い意味?いい意味?

おっとり」は、何事にも寛大で、むやみに人と争ったり、人を疑うことのない性格のことをいいます。

なので、いい意味で使われます。