【言葉】
心ばかり
「心許り」と書く。
【読み方】こころばかり
【意味】
わずかに心の一部を表したものであること。贈り物をするときなどに謙遜していう語。副詞的にも用いる。
【類義語】
・つまらないものですが
「心ばかり」の使い方
お歳暮を毎年贈るのは大変だよね。
心ばかりの品でも、欠かすことなく贈らないと失礼になるんですって。
プレッシャーを感じるなあ。
相手の顔を思い浮かべながら楽しんで選べばいいのよ。
「心ばかり」の例文
- 心ばかりの品ですが、どうぞお受け取りください。
- 心ばかりの品で大変恐縮です。
- 心ばかりの品をお送りいたしました。どうぞご笑納ください。
- 心ばかりの品ではございますが、どうぞお納めください。
- 心ばかりのおもてなしでしたが、満足いただけましたでしょうか。
「心ばかり」と「気持ちばかり」の違いは?
「心ばかり」に似ている語に「気持ちばかり(きもちばかり)」があります。
「気持ちばかり」とは、気持ちだけしかありませんがという意味です。
「心ばかり」も「気持ちばかり」も、贈り物をするときなどに謙遜していう語です。
しかし「心ばかり」よりも「気持ちばかり」の方が砕けた表現です。