【言葉】
たおやか
【意味】
①しなやかなさま。
②あらあらしくないさま。しとやか。
【類義語】
・しなやか
・しとやか
「たおやか」の使い方
あんなにたおやかな女性がバーベルを持ち上げているのを見ると、脳がバグるんだけど。
筋肉がなさそうで、箸より重いものは持てない風なのにすごいわね。
僕なんて軽く持ち上げられてしまうね。
健太くんがたおやかな彼女を守るどころか、彼女に守ってもらえそうね。
「たおやか」の例文
- 挙措がたおやかで、そのなかに一点つよいものを感じさせる女であった。(立原正秋 冬の旅)
- かすかに震えるたおやかな少女の声が、霧の奥のどこかでそう応じた。(宮部みゆき ICO 霧の城)
- その声は思いだすことも 書きしるすこともできないほどにたおやかだった。(ダンテ 神曲 第二部 煉獄篇)
- 彼女のたおやかな舞に心奪われた、
- 竹久夢二が描く着物姿のたおやかな女性は、理想的な美しさだ。
「たおやかに生きる」とは?
「たおやか」を用いた表現の一つに「たおやかに生きる(たおやかにいきる)」がります。
「たおやかに生きる」とは、しなやかに生きていくこといいます。
【例文】
- 肩肘張らず泰然と、たおやかに生きることを心がける。
- どんな困難にも負けず、強い信念をもってたおやかに生きる。