「敢えて」の意味と使い方や例文!「敢えて言うなら」とは?(類義語)

【言葉】
敢えて

【読み方】
あえて

【意味】
①しいて。おしきって。
②(打消しの語を伴って)
㋐少しも。一向に。全然。
㋑わざわざ。特に。

【類義語】
・強いて
・押して
・たって

「敢えて」の使い方

健太
太陽は東から昇るの?
ともこ
そんな当たり前のことを敢えてきく必要がある?
健太
間違えて南から昇ることは無い?
ともこ
地軸がずれたりしない限り無いわね。

「敢えて」の例文

  1. だれも敢えて健太くんを止めようとしなかった。
  2. 敢えてその工程を省き、今までにない作品に仕上げました。
  3. 自分の成長のために、敢えて難しい役を引き受けることにした。
  4. 君は恵まれているのだから、敢えてそんな危険を冒す必要はない。
  5. 敢えて言わせてもらうが、君の発言にはかなりの偏見がある。

「敢えて言うなら」とは?

敢えて」を用いた表現の一つに「敢えて言うなら(あえていうなら)」があります。

敢えて言うなら」とは、言う必要のないことを思い切って言うとしたらという意味です。

【例文】

  1. 敢えて言うならば、フロイトは結論を知ったうえで、その筆を起こしている。(フロイト モーセと一神教)
  2. 敢えて言うなら、前の作品の方が好きだったなあ。