「えも言われぬ」の意味と使い方や例文!(語源由来・類義語)

【言葉】
えも言われぬ

【読み方】
えもいわれぬ

【意味】
何とも言い表せない。

【語源・由来】
副詞「え」+副助詞「も」

【類義語】
・言葉で言い表せない
・何とも形容しがたい

「えも言われぬ」の使い方

ともこ
夏の京都の空気の重さは、えも言われぬものがあるわね。
健太
盆地だから湿度が高いんだ。
ともこ
こんな夏を十二単で過ごす貴族の気が知れないわ。
健太
十二単は正装だから、普段はもっと軽装なんだよ。

「えも言われぬ」の例文

  1. 花畑は、えも言われぬ良い香りが漂っている。
  2. ドレスを着たともこちゃんは、えも言われぬ美しさだった。
  3. 屋上から見る夜景はえも言われぬほど美しい。
  4. 戦場で、えも言われぬ苦しみを味わった。
  5. そして、保郎をひと目見るや否や、季野の顔に、えも言われぬ喜びのいろが浮かんだ。(三浦綾子 ちいろば先生物語)