【言葉】
えも言われぬ
【読み方】
えもいわれぬ
【意味】
何とも言い表せない。
【語源・由来】
副詞「え」+副助詞「も」
【類義語】
・言葉で言い表せない
・何とも形容しがたい
「えも言われぬ」の使い方
夏の京都の空気の重さは、えも言われぬものがあるわね。
盆地だから湿度が高いんだ。
こんな夏を十二単で過ごす貴族の気が知れないわ。
十二単は正装だから、普段はもっと軽装なんだよ。
「えも言われぬ」の例文
- 花畑は、えも言われぬ良い香りが漂っている。
- ドレスを着たともこちゃんは、えも言われぬ美しさだった。
- 屋上から見る夜景はえも言われぬほど美しい。
- 戦場で、えも言われぬ苦しみを味わった。
- そして、保郎をひと目見るや否や、季野の顔に、えも言われぬ喜びのいろが浮かんだ。(三浦綾子 ちいろば先生物語)