【言葉】
遠路はるばる
【読み方】
えんろはるばる
【意味】
遠くから。
【類義語】
・長い道のり
・長旅をして
・遠い所から
「遠路はるばる」の使い方
これを見るために遠路はるばるここまで来たの?
そうだよ。
こんなちっぽけな石を?
これは貴重な隕石のかけらなんだよ。遠路はるばる違う星から地球にやってきたんだ。ロマンがあるよね。
「遠路はるばる」の例文
- 帰国願いを出すために遠路はるばるやって来たのであるから、そのことだけは先きにやってしまっておこうというラックスマンの考えであった。(井上靖 おろしや国酔夢譚)
- やがて、受賞の知らせを聞くや否や新幹線に飛び乗って、遠路はるばるやってきた編集者の人たちが合流してきた。(森見登美彦 美女と竹林)
- 甲子園で戦うために、遠路はるばるやってきた高校球児をねぎらう。
- 彼がさばいて焼くウナギ目当てに、日本中から遠路はるばるやってくる。
- 遠路はるばるようこそおいでくださいました。
「遠路はるばるご足労おかけして」とは?
「遠路はるばる」を用いた表現の一つに「遠路はるばるご足労おかけして(えんろはるばるごそくろうおかけして)」があります。
「遠路はるばるご足労おかけして」とは、遠くから訪問してくれた相手に、わざわざ遠くから来てくれてありがとうという気持ちを伝える言葉です。
「遠路はるばるご足労おかけし誠に申し訳ございません」のように、後に、恐れ入りますなどの言葉が続くことが多いです。
「ご足労」は、接頭語の「ご」+「行く」や「来る」 を丁寧に表現した「足労」から成る語です。
【例文】
- 遠路はるばるご足労おかけして、誠に恐れ入ります。
- 遠路はるばるご足労おかけして、誠に恐縮でございます。