「振り返る」の意味と使い方や例文!「振り替える」との違いは?(類義語)

【言葉】
振り返る

【読み方】
ふりかえる

【意味】
①後方へ顔を向ける。
②過ぎ去った事を思い出す。

【類義語】
・振り向く
・顧みる

「振り返る」の使い方

健太
ああー、赤点だった。どうしよう。
ともこ
過去を振り返ってもしょうがないわよ。ちゃんと補習を受けて、次は赤点を取らないようにしないとね。
健太
喉元過ぎれば熱さを忘れるというから、反省してもまた赤点を取りそうだな。
ともこ
留年したら心から反省するんじゃない?

「振り返る」の例文

  1. 上半期の決算を振り返る
  2. 反省会で今日の試合を振り返る
  3. 振り返ろうとすると、闇の中に女の姿がこちらに動いて来るのが見えた。(井上靖 あすなろ物語)
  4. 君は始めて気がついたように年老いた君の父上のほうを振り返って見た。(有島武郎 生まれいずる悩み)
  5. 振り返らずとも、この足音はともこちゃんだとわかる。

「振り返る」と「振り替える」の違いは?

振り返る」と同じ読み方の語に「振り替える」があります。

振り替える」とは、

①一時的にあるものを他のものの代わりとして使う。代用する。流用する。
②簿記で、ある勘定科目の記載を他の勘定科目に移しかえる。

という意味です。

過去を思い出す、後方を見ることをいう「振り返る」とは同じ読み方ですが意味が違います。