【言葉】
降りかかる
【読み方】
ふりかかる
【意味】
①雨などが上から落ちてきてかかる。
②よくないことが身の上に起こる。
【類義語】
・身に及ぶ
「降りかかる」の使い方
雨が降りかかって、髪が濡れたよ。
これから大事な試験だというのに、雨が降りかかるとは不吉だわ。
雨は恵みの雨ともいうよ。雨を悪い天気というのは、心が貧しい人間が言うことだよ。
そうね。良いことがあるかもしれないわね。
「降りかかる」の例文
- あたしには縁のない身の危険が、あの子には降りかかる可能性がある。(誉田哲也 武士道セブンティーン)
- 私が何をしようとしまいと、彼女に降りかかる運命は変わらなかったであろう。(カヴァン 氷)
- 医者としての立場をもって、身に降りかかるすべてを処して行く。(池波正太郎 秘密)
- 火の粉が自分に降りかからないように気を付ける。
- 災難が降りかからないようお祓いをしてもらう。
「身に降りかかる」とは?
「降りかかる」を用いた表現の一つに「身に降りかかる(みにふりかかる)」があります。
「身に降りかかる」とは、よくないことが身の上に起こることをいいます。
【例文】
- いつまでも傍観者ではいられない。我が身に降りかかるかもしれない。
- 天災は、いつ自分の身に降りかかるかわからない。