「ご明察」の意味と使い方や例文!「ご明察の通り」とは?(類義語)

【言葉】
ご明察

【読み方】
ごめいさつ

【意味】
相手を敬って、その推察をいう語。

【類義語】
・ご賢察
・ご高察

「ご明察」の使い方

健太
犯人は彼だ。
ともこ
ご明察。すごい推理力ね。
健太
でも、動機が分からないんだよ。
ともこ
犯罪者の気持ちは分からないわよね。でも、推察してみてよ。

「ご明察」の例文

  1. 現に今朝も、驚き入ったるご明察の一端を披瀝遊ばすことには、あなたを嫌わせることにやっと今ご成功なすったわね、だってさ!(エミリー・ブロンテ 嵐が丘)
  2. 健太くんのご明察には驚かされます。私一人だったら迷宮入りしていました。
  3. またはご監禁ください、 陛下のご明察によって適当とおぼし召される場所ならどこへなりとも。(シェイクスピア ハムレット)
  4. 見たことがないと思ったファンの皆様のご明察通り、これは本店限定のデザインで貴重なものです。
  5. 何が言いたいのかご明察いただけますね?(有栖川有栖 朱色の研究)

「ご明察の通り」とは?

ご明察」を用いた表現の一つに「ご明察の通り(ごめいさつのとおり)」があります。

ご明察の通り」とは、あなたの推察通りですという意味の敬意を含む表現です。

【例文】

  1. こういうわけなんですが、あとはあなたのご明察の通りです。
  2. ご明察の通り、この事件はあの組織がかかわっています。