「恐れ入ります」の意味と使い方や例文!「恐縮です」との違いは?(類義語)

【言葉】
恐れ入ります

【読み方】
おそれいります

【意味】
「済みません」の丁寧語。

【類義語】
・恐縮です

「恐れ入ります」の使い方

健太
ベビーカーのお母さんに、恐れ入りますが手を貸してただけますでしょうかってお願いされたんだ。
ともこ
何か困っていたの?
健太
エレベーターが見つからず、階段で困っていたんだ。恐れ入りますって言わせる前に、僕が気が付けばよかったんだけど。
ともこ
お互いにおもいやることができる世の中になると、より大勢の人が生きやすくなるわよね。

「恐れ入ります」の例文

  1. 重ねてのお願いで恐れ入ります
  2. ご教示いただき恐れ入ります
  3. この度は、ご心配をおかけしまして恐れ入ります
  4. ご厚情のほど、誠に恐れ入ります
  5. 恐れ入りますが、僕を駅まで連れて行ってもらえますか。

「恐れ入ります」と「恐縮です」の違いは?

恐れ入ります」に似ている語に「恐縮です(きょうしゅくです)」があります。

恐縮です」とは、身も縮まるほどに恐れ入ることをいいます。

感謝や謝罪や以来の言葉として用いられます。

恐れ入ります」も「恐縮です」も、「すみません」の丁寧な表現です。

しかし「恐れ入ります」は、相手から受けた好意などに対して、自分には過分のことだと思って、かえって恥ずかしく思う気持ちを抱くという意味があり、謙譲表現として使われます。

対して「恐縮です」は、相手から受けた好意などに対して、申し訳なく思うと同時にありがたいと思うという意味です。