「ごった返す」の意味と使い方や例文!(語源由来・類義語)

【言葉】
ごった返す

【読み方】
ごったがえす

【意味】
ひどく混雑する。整わず雑然としている。

【語源・由来】
来日していた兀庵(ごったん)という名の中国の僧が突然帰国し、寺が大騒ぎになったことからとされる。

【類義語】
・込む
・込み合う
・たて込む

「ごった返す」の使い方

健太
初もうで客で神社はごった返しているかな。
ともこ
すごい人数でしょうね。
健太
お参りするまでに何時間かかるかな。
ともこ
二時間くらいかしら。健康祈願に行って風邪をひいて帰ってくる感じね。

「ごった返す」の例文

  1. 私のところではよく、蝿が飛びまわっても、その羽音が聞こえるくらいでしたものねえ。ところがここときたら、騒音とわめき声とごった返しの連続でしてねえ!(ドストエフスキー 貧しき人びと)
  2. 車の列で出来た往来はあらゆる身分・年齢・風采の人々でごった返している。(ツルゲーネフ 猟人日記 上)
  3. 3年ぶりに行動制限のない連休で、観光地は人でごった返していた。
  4. 年末年始の百貨店は、ごった返しているから行かない。
  5. この時間は、どの列車もごった返している。