「捗々しくない」の意味と使い方や例文!(類義語)

【言葉】
捗々しくない

【読み方】
はかばかしくない

【意味】
物事が望ましい方向へ進むまない。順調に進まない。

【類義語】
・芳しくない
・思わしくない

【対義語】
・捗々しい

「捗々しくない」の使い方

ともこ
彼の病状はどうなの?
健太
捗々しくないみたいだよ。
ともこ
入院が長引いて心配ね。
健太
医療が進歩しているから、きっと大丈夫だよ。

「捗々しくない」の例文

  1. あらゆる手段を講じているが、その成果は捗々しくない
  2. 帝展の開会が間近くなっても病気は一向に捗々しくない。(寺田寅彦 帝展を見ざるの記)
  3. 「知らんな」 「どこかで、くるま停めて訊いて来てくれ」 「どこで訊くんや」 「どこでも訊けるが」 「今夜は満月かどうかって訊くんかい」 「そう」 「月が円くなるとか、ならんとか、そんなこと気にかけてる奴はおらんぞ、今頃」 運転手の返事は余り捗々しくなかった。(井上靖 星と祭下)
  4. 捗々しくない報せに上司が舌打ちしていた。
  5. 予想以上に捗々しくない状況に失意を覚える。