【言葉】
嵌める
【読み方】
はめる
【意味】
①くぼんだ所におとし入れて身動きならなようにする。
②くぼみに入れて固定する。ある形のものに、ぴったり入れる、または、かぶせる。
③深入りさせる。沈ませる。
④計略に引っ掛ける。一杯食わせる。
【類義語】
・はめ込む
【対義語】
・外す
「嵌める」の使い方
健太くん。今日は学校は休みなのに登校してきたの?
えっ。本当に?休みだなんて知らなかったよ。
嘘よ。健太くんは単純だからすぐに嵌められるわよ。
嘘だったのか。騙されやすいってよく言われるんだよ。
「嵌める」の例文
- そして藩主が言ったという、小出に嵌められたという言葉は何を指すのか。(藤沢周平 秘太刀馬の骨)
- 健太くんの罠に嵌められたことに気が付いた。
- 髭も見事だけど、宝石屋だけあってさすがに高そうな指輪を嵌めてるな。(有栖川有栖 ダリの繭)
- 玄関で靴を探し、最後に手袋を嵌めた時、サイレンが警戒警報を放った。(原民喜 壊滅の序曲)
- 頭脳派のともこちゃんを嵌めるのは難しい。