「早い者勝ち」の意味と使い方や例文!「先着順」との違いは?(類義語)

【言葉】
早い者勝ち

【読み方】
はやいものがち

【意味】
人に先じた者が遅れた者よりも多く利益を得ること。

【類義語】
・やったもん勝ち
・勝てば官軍、負ければ賊軍

【対義語】
・急いては事を仕損じる
・慌てる乞食は貰いが少ない

「早い者勝ち」の使い方

健太
欲しかった商品が売り切れていたよ。
ともこ
人気商品は早い者勝ちだからね。
健太
予約できればいいのにな。
ともこ
商品数が限られているから、予約するのも結局早い者勝ちよ。

「早い者勝ち」の例文

  1. 会場となった県立体育館のあちこちに参加チームが早い者勝ちで巣を作っているだけの話である。(有川浩 キケン)
  2. ドメインの取得は基本的に早い者勝ちだ。
  3. 貧乏な我が家では、食事は早い者勝ちだったため早食いの癖がついた。
  4. 良く見える良い場所は早い者勝ちです。
  5. 駐輪場は早い者勝ちなので、早起きしないといけない。

「早い者勝ち」と「先着順」の違いは?

早い者勝ち」に似ている語に「先着順(せんちゃくじゅん)」があります。

先着順」とは、先に到着した順という意味です。

早い者勝ち」も「先着順」も、先に来た人が利益を得ることをいいます。

しかし「先着順」は平和的なイメージですが、「早い者勝ち」は、「勝ち」という言葉のニュアンスからか、争奪戦のニュアンスが強く、混乱しやすい状況をイメージさせる点が違います。