【言葉】
早い者勝ち
【読み方】
はやいものがち
【意味】
人に先じた者が遅れた者よりも多く利益を得ること。
【類義語】
・やったもん勝ち
・勝てば官軍、負ければ賊軍
【対義語】
・急いては事を仕損じる
・慌てる乞食は貰いが少ない
「早い者勝ち」の使い方
欲しかった商品が売り切れていたよ。
人気商品は早い者勝ちだからね。
予約できればいいのにな。
商品数が限られているから、予約するのも結局早い者勝ちよ。
「早い者勝ち」の例文
- 会場となった県立体育館のあちこちに参加チームが早い者勝ちで巣を作っているだけの話である。(有川浩 キケン)
- ドメインの取得は基本的に早い者勝ちだ。
- 貧乏な我が家では、食事は早い者勝ちだったため早食いの癖がついた。
- 良く見える良い場所は早い者勝ちです。
- 駐輪場は早い者勝ちなので、早起きしないといけない。
「早い者勝ち」と「先着順」の違いは?
「早い者勝ち」に似ている語に「先着順(せんちゃくじゅん)」があります。
「先着順」とは、先に到着した順という意味です。
「早い者勝ち」も「先着順」も、先に来た人が利益を得ることをいいます。
しかし「先着順」は平和的なイメージですが、「早い者勝ち」は、「勝ち」という言葉のニュアンスからか、争奪戦のニュアンスが強く、混乱しやすい状況をイメージさせる点が違います。