「人となり」の意味と使い方や例文!「人となりが伺える」とは?(類義語)

【言葉】
人となり

【読み方】
ひととなり

【意味】
①生まれつきの人柄。もちまえ。天性。
②からだつき。背丈。

【類義語】
・性質
・性格

「人となり」の使い方

ともこ
健太くんの人となりを簡単に言うと、人が良すぎよね。
健太
そうなんだ。人が良すぎて損をするタイプなんだ。
ともこ
神様はちゃんと見ていて、健太くんの人の良さに報いてくれるわよ。
健太
いつか良いことがあるかな。

「人となり」の例文

  1. そんな一寸した事にも北村君の人となりというものは出ていると思う。(島崎藤村 北村透谷の短き一生)
  2. 伯爵を紹介し、人となりを説明する役は僕にさせてくれ、珍しい人物だろう?(アレクサンドル・デュマ モンテ・クリスト伯)
  3. それもこれも、二年の間に松岡の人となりを知りつくしてしまったからだ。(浅田次郎 月のしずく)
  4. その手紙は、ともこちゃんの人となりをよく表しています。
  5. あの先生を尊敬するのは人となりのためであって、利益のためではない。

「人となりが伺える」とは?

人となり」を用いた表現の一つに「人となりが伺える(ひととなりがうかがえる)」があります。

人となりが伺える」とは、性格を推し量って知ることができるという意味です。

【例文】

  1. その人が描いた絵から、大抵人となりが伺える
  2. それは、彼の穏やかな人となりが伺えるエピソードだ。