「戒め」の意味と使い方や例文！「自分への戒め」とは？（類義語）

【言葉】
戒め

【読み方』
いましめ

【意味】
①前もって注意すること。また、その言葉。訓戒。
②過ちを犯さないようにこらしめること。
③（縛め）しばること。また、その縄。
④禁錮。監禁。処罰。
⑤用心すること。警戒。

【類義語】
・注意する

「戒め」の使い方

ともこちゃん。この戒めを解いてよ。

反省したらね。

反省しているよ。この戒めに使われたロープを常に持ち歩いて、自分への戒めにするよ。

反省したなら良いわ。

「戒め」の例文

1. よござんす、この次からは気をつけねばならぬという戒めになりました。（エミリー ブロンテ 嵐が丘）
2. 必ず人に語るものではないとかたく戒められたということである。（柳田国男 遠野物語 付・遠野物語拾遺）
3. 手の戒めを解き、東が頬を叩いて呼ぶと、ぼんやりとした声が返ってきた。（畠中恵 百万の手）
4. 父から戒められていたにもかかわらず、幼い僕はその考えを人に話してしまった。
5. アマメハギは、怠け者を戒めるために「怠け者はおらんかー」といい村中を回る。

「自分への戒め」とは？

「戒め」を用いた表現の一つに「自分への戒め（じぶんへのいましめ）」があります。

「自分への戒め」とは、自分で自分に課す訓戒のことをいいます。

【例文】

1. 自分への戒めに、その格言を壁に貼っている。
2. 同じ失敗を繰り返さぬよう、自分への戒めにしている。