【言葉】
言わずもがな
【読み方】
いわずもがな
【意味】
①言わない方が良い。
②言うまでもない。
「がな」は願望を表す助詞。
【類義語】
・言うまでもなく
・分かり切った
「言わずもがな」の使い方
これは難しいわね。
初心者は言わずもがな、慣れた人でも難しいからね。
もっと簡単に体験する方法は無いの?
地道にコツをつかむしかないね。
「言わずもがな」の例文
- 子供は言わずもがな、大人も楽しめるゲームなので家族でプレーできます。
- あの会社が日本で最も有名な企業であることは言わずもがなだ。
- 言わずもがなの愚痴をこぼしてしまいました。
- 特製スープに付け込んでつくった唐揚げなので、スープとの相性は言わずもがな。
- この地の危険は言わずもがなだが、君はきっと後悔することになる。(荻原規子 西の善き魔女4 世界のかなたの森)
目上の人には失礼!
「言わずもがな」は、「言わない方が良い」、「言うまでもない」という意味です。
そのつもりがなくても、相手を指摘する表現として取られ、不快にさせる危険性があります。
なので、目上の人に対しては使わない方が良いでしょう。
「言わずもがな」を目上の人に対して使う場合、「言わずもがなのことで失礼ですが」のように、へりくだった表現にして使うことで、不快感や誤解を与えずに済みます。