【言葉】
陰ながら
【読み方】
かげながら
【意味】
よそながら。ひそかに。人知れず。
【類義語】
・人知れず
・ひそかに
【対義語】
・表立って
・目立って
・際立って
「陰ながら」の使い方
昨日の試合では大活躍だったわね。
みんなの声援が僕に勇気と元気をくれたんだ。
陰ながら見守ってくれていた人たちもいるのよ。
僕の知らなところで応援してくれていた人たちのパワーも伝わったんだね。
「陰ながら」の例文
- 陰ながら無事を祈っています。
- 同郷の彼を陰ながら応援していた。
- いつかはやってくれると陰ながら応援していたが、いやいや、ついにやってくれたね。(森絵都 DIVE!! 下)
- その時の恭順の話で、彼はあの田中不二麿が陰ながら自分のために心配していてくれたことを知った。(島崎藤村 夜明け前)
- そうした三沢又太郎を、関口が陰ながら庇護していることになる。(池波正太郎 雲ながれゆく)
失礼な表現?「陰ながら応援しています」とは?
「陰ながら」は、よそながら(部外者でありながら)という意味があります。
そこから、「陰ながら」といわれると、関心があまりなく、外からというニュアンスで捉えられ、失礼とされることもあります。
なので、伝える相手との関係性を考慮して使いましょう。
「陰ながら応援しています」とは?
「陰ながら」を用いた表現の一つに「陰ながら応援しています(かげながらおうえんしています)」があります。
「陰ながら応援しています」とは、ひそかに応援しているという意味です。
【例文】
- この度はおめでとうございます。これからも陰ながら応援しています。
- 今後いよいよ活躍できるよう、陰ながら応援しています。