「顔馴染み」の意味と使い方や例文!「顔見知り」との違いは?(類義語・対義語)

【言葉】
顔馴染み

【意味】
かおなじみ

【意味】
何度も会っていて、顔を知っていること。また、その人。

【類義語】
・顔見知り

【対義語】
・見ず知らず

「顔馴染み」の使い方

健太
知らない人ばかりの中に顔馴染みを見つけるとほっとするね。
ともこ
安心するわよね。
健太
それが嫌いな人だと困るけどね。
ともこ
いない方がましよね。

「顔馴染み」の例文

  1. 男は前にも留置場へ入れられたことがあり、刑事とは顔馴染みであった。(坂口安吾 いずこへ)
  2. 彼は私の馭者と顔馴染みだとみえ、笑顔を見せて何か話しかける。(アントン・チェーホフ 妻)
  3. 顔馴染みを見掛けたのであいさつした。
  4. 彼とは、ここで会う前からの顔馴染みです。
  5. 八百屋のおじさんと顔馴染みになると、おいしい野菜を選んでくれる。

「顔馴染み」と「顔見知り」の違いは?

顔馴染み」に似ている語に「顔見知り(かおみしり)」があります。

顔見知り」とは、「あまり親しくはないが、互いに顔は知っているという程度の関係。また、そういう間柄の人。」という意味です。

顔馴染み」も「顔見知り」も、顔を知っている間柄や、そのような間柄の人という意味です。

しかし「顔馴染み」は、何度も顔を見たことがあり、互いの顔を覚えている間柄をいいます。

また、「顔馴染み」には、店などに何度も顔を出す客という意味もあります。

対して「顔見知り」は、単に顔を知っていて、時々話をするくらいの間柄のことをいいます。