【言葉】
顔馴染み
【意味】
かおなじみ
【意味】
何度も会っていて、顔を知っていること。また、その人。
【類義語】
・顔見知り
【対義語】
・見ず知らず
「顔馴染み」の使い方
知らない人ばかりの中に顔馴染みを見つけるとほっとするね。
安心するわよね。
それが嫌いな人だと困るけどね。
いない方がましよね。
「顔馴染み」の例文
- 男は前にも留置場へ入れられたことがあり、刑事とは顔馴染みであった。(坂口安吾 いずこへ)
- 彼は私の馭者と顔馴染みだとみえ、笑顔を見せて何か話しかける。(アントン・チェーホフ 妻)
- 顔馴染みを見掛けたのであいさつした。
- 彼とは、ここで会う前からの顔馴染みです。
- 八百屋のおじさんと顔馴染みになると、おいしい野菜を選んでくれる。
「顔馴染み」と「顔見知り」の違いは?
「顔馴染み」に似ている語に「顔見知り(かおみしり)」があります。
「顔見知り」とは、「あまり親しくはないが、互いに顔は知っているという程度の関係。また、そういう間柄の人。」という意味です。
「顔馴染み」も「顔見知り」も、顔を知っている間柄や、そのような間柄の人という意味です。
しかし「顔馴染み」は、何度も顔を見たことがあり、互いの顔を覚えている間柄をいいます。
また、「顔馴染み」には、店などに何度も顔を出す客という意味もあります。
対して「顔見知り」は、単に顔を知っていて、時々話をするくらいの間柄のことをいいます。