「気さく」の意味と使い方や例文!目上に使うのは褒め言葉になる?(類義語・対義語)

【言葉】
気さく

【読み方】
きさく

【意味】
気性がさっぱりしていて、物事にこだわらないさま。気取りがなく親しみやすいさま。

【類義語】
・親しみやすい

「気さく」の使い方

ともこ
健太くんのクラスに王子様がいるのよね。
健太
すごく気さくなんだ。
ともこ
SPが付いていて話しかけにくいのかと思ったわ。
健太
SPは遠巻きに見ているだけだから、他のクラスメイト同様、馬鹿話もするよ。

「気さく」の例文

  1. 誰も彼も気さくで親切で、遠くから来た私たちに色々な話をしてくれる。(阿川尚之 アメリカが嫌いですか)
  2. 偉ぶらず気さくな先生なので生徒にも非常に人気がある。
  3. 女主人が気さくだと称するのは、この調子を斥して言ったのである。(森鴎外 渋江抽斎)
  4. 主演俳優なのにずいぶん気さくで、悪い人ではなさそうだった。
  5. ともこちゃんは誰にでも話しかける気さくな人だ。

目上に使うのは褒め言葉になる?

気さく」は、気どりがなく、うちとけやすいさまをいいます。

なので、良い人柄と評価する褒め言葉として使われます。

しかし、褒め言葉だからと言って、目上の人に対して面と向かって使うのはふさわしくありません。

なぜなら、目上の人を評価する上から目線の言葉と受け取られかねないからです。

同僚同士で「部長は気さくな人だね」と話す分にはいいのですが、目上の人に直接「気さくですね」と伝えるのは避けたいです。