「恋い焦がれる」の意味と使い方や例文!「恋焦がれる」は間違い?(類義語)

【言葉】
恋い焦がれる

【読み方】
こいこがれる

【意味】
恋しさに心をなやます。恋しさにもだえる。

【類義語】
・首ったけ
・心を奪われる

「恋い焦がれる」の使い方

ともこ
健太くんは大変ね。
健太
どうして?毎日楽しいよ。
ともこ
だって高嶺の花のお嬢様に恋い焦がれているじゃないの。
健太
何でそれを知っているんだ。

「恋い焦がれる」の例文

  1. あれほどひとりの男に恋い焦がれてしまった自分自身を、わたしは呪う。(小池真理子 薔薇いろのメランコリヤ)
  2. 夫に恋い焦がれていたいなら離れてないといけないとは、皮肉なことだった。(坂東眞砂子 旅涯ての地 上)
  3. あれほど恋い焦がれていながら、それでもわたしは、あの人をまるでわかっていなかった。(上橋菜穂子 獣の奏者 外伝 刹那)
  4. 彼と会えない時は、四六時中恋い焦がれていた。
  5. それはかつて恋い焦がれたともこちゃんの声だった。

「恋焦がれる」は間違い?

恋い焦がれる」は、動詞「恋う」の連用形+動詞「焦がれる」から成る語です。

なので「恋焦がれる」だと、名詞「」+動詞「焦がれる」になるので本来は間違いです。

ただ、最近は「恋焦がれる」も一般的に使われています。