【言葉】
恋い焦がれる
【読み方】
こいこがれる
【意味】
恋しさに心をなやます。恋しさにもだえる。
【類義語】
・首ったけ
・心を奪われる
「恋い焦がれる」の使い方
健太くんは大変ね。
どうして?毎日楽しいよ。
だって高嶺の花のお嬢様に恋い焦がれているじゃないの。
何でそれを知っているんだ。
「恋い焦がれる」の例文
- あれほどひとりの男に恋い焦がれてしまった自分自身を、わたしは呪う。(小池真理子 薔薇いろのメランコリヤ)
- 夫に恋い焦がれていたいなら離れてないといけないとは、皮肉なことだった。(坂東眞砂子 旅涯ての地 上)
- あれほど恋い焦がれていながら、それでもわたしは、あの人をまるでわかっていなかった。(上橋菜穂子 獣の奏者 外伝 刹那)
- 彼と会えない時は、四六時中恋い焦がれていた。
- それはかつて恋い焦がれたともこちゃんの声だった。
「恋焦がれる」は間違い?
「恋い焦がれる」は、動詞「恋う」の連用形+動詞「焦がれる」から成る語です。
なので「恋焦がれる」だと、名詞「恋」+動詞「焦がれる」になるので本来は間違いです。
ただ、最近は「恋焦がれる」も一般的に使われています。