「虚仮威し」の意味と使い方や例文!(語源由来・類義語)

【言葉】
虚仮威し

【読み方】
こけおどし

【意味】
見えすいたおどし。見せかけだけは立派だが、内容のない下らない物事。こけおどかし。

【語源・由来】
物を見る目がない人を驚かす程度の飾り物の意。

「虚仮」は、愚かな人の意。

【類義語】
・空威張り
・虚勢
・子供騙し
・見掛け倒し
・伊達

「虚仮威し」の使い方

健太
クビキリギスがいるよ。
ともこ
そんなに怖がらなくても、ちっぽけな昆虫じゃないの。
健太
首切りに由来する名前なんだよ。その名前は虚仮威しじゃないよ。大きなあごで噛みつかれると痛いんだよ。
ともこ
意外と怖いのね。

「虚仮威し」の例文

  1. 彼は虚仮威しの文句を並べた。
  2. 健太くんの虚仮威しなんかに怖気づかない。
  3. 「核兵器で自衛する権利がある。虚仮威しでは全くない」と大統領が述べた。
  4. 閃光弾は単なる虚仮威しで殺傷能力はない。
  5. 虚仮威しのCGによる演出に興ざめする。