「功を焦る」の意味と使い方や例文!(類義語)

【言葉】
功を焦る

【読み方】
こうをあせる

【意味】
手柄を焦り、十分な思慮のないまま行動にうつすこと。

【類義語】
・功名心に駆られる
・手柄を立てたがる
・拙速である
・功を急ぐ

「功を焦る」の使い方

ともこ
健太くん。落ち着いて。
健太
はやく功績をあげて認めてもらわないといけないんだ。
ともこ
功を焦ると失敗して信頼を失うわよ。
健太
信頼を失ったらマイナスからのスタートになる。それは困るなあ。

「功を焦る」の例文

  1. たとえば今回について言えば、あんたはいささか功を焦りすぎた。(村上春樹 1Q84 BOOK3)
  2. 功を焦ることなくじっくり時間をかけて進めて行く。
  3. 功を焦る警察が冤罪を生む。
  4. 功を焦るあまり、敵に近づきすぎて危ない目にあった。
  5. 功を焦るあまり、独断で契約を進め詐欺被害に遭う。