「首ったけ」の意味と使い方や例文!(語源由来・類義語)

【言葉】
首ったけ

【読み方】
くびったけ

【意味】
異性に強くひかれているさま。夢中であること。

【語源・由来】
「首丈(クビダケ)」の転。首の高さまで深くはまりこむ意から。

【類義語】
・夢中

「首ったけ」の使い方

ともこ
健太くん。またあの子を見つめていたわね。
健太
気が付いたら、彼女の姿を目で追ってしまっているよ。
ともこ
彼女に首ったけね。
健太
あんなに素敵な子は他にいないよ。

「首ったけ」の例文

  1. つまりあたしのドゥイモフはあたしに首ったけになってしまったんですの。(チェーホフ チェーホフ短編集 燈火)
  2. ロシアではたいてい、作家の心をとらえる前に女の方が首ったけになってしまうわ。(チェーホフ かもめ)
  3. でももしかりにも目が口ほどに物を言うものとしたら、どんな阿呆でも僕が首ったけになっていたことはわかったろう。(エミリー・ブロンテ 嵐が丘)
  4. 健太くんはともこちゃんにすっかり首ったけで、彼女が女神に見えるらしい。
  5. 彼は結婚して10年だが、まだ奥さんに首ったけだ。