「瞬く間」の意味と使い方や例文!「束の間」との違いは?(類義語)

【言葉】
瞬く間

【読み方】
またたくま

【意味】
瞬くほどのきわめて短いあいだ。

【類義語】
・束の間
・瞬時
・瞬間

「瞬く間」の使い方

健太
せっかく降った雪が瞬く間に溶けてしまったね。
ともこ
積もって欲しかったの?
健太
雪だるまが作りたかったんだ。
ともこ
そんなに悲しまなくてもまた降るわよ。

「瞬く間」の例文

  1. 瞬く間に別れの時が来てしまった。
  2. 火は瞬く間に燃え広がり、消火器ではどうにもならなかった。
  3. 感染症が瞬く間に世界中に広がった。
  4. 渡米した彼は、瞬く間にアメリカのスターになった。
  5. 身体の奥から湧き起こってきた憎悪の感情は、瞬く間に私の肉体を支配していた。(東野圭吾 殺人の門)

「瞬く間」と「束の間」との違いは?

瞬く間」に似ている語に「束の間(つかのま)」があります。

束の間」とは、一束ほどの短い間の意で、「ちょっとの間。しばらく。」という意味です。

瞬く間」も「束の間」も、短い時間をいいます。

しかし「瞬く間」は、目をまたたかせるほどの短い時間のことをいいます。

対して「束の間」の「」は、握りこぶしの幅のことで、一束ほどの短い間という意味です。

束の間の夢」のように使われ、「瞬く間」の方が「束の間」よりも短い時間を言い表します。