【言葉】
見やる
「見遣る」と表記する。
【読み方】みやる
【意味】
①遠方を望み見る。眺める。見渡す。
②その方を見る。
【類義語】
・眺め遣る
「見やる」の使い方
寒気がして、バックミラーを見やると、そこに見知らぬ女性が映っていたんだって。
それ、怖い話?やめてよ。
怖い話は苦手?タクシーの運転手は、怖い体験が多いんだって。
タクシーの運転手にはなれないわ。
「見やる」の例文
- 日比谷で下りて公園の入り口を見やった時に、これはいけないと思った。(寺田寅彦 雑記 I)
- 彼のそばに立っていた母は、もう何度か気がかりそうに窓を見やった。(ドストエフスキー 未成年 下)
- 彼女は二人の不安そうな顔を悲しげに見やり、眼にいっぱい涙を浮かべた。(モンゴメリ 赤毛のアン)
- カーテンを開けて外を見やると雨が降っていた。
- 足下を見やると、そこにはいつのまに近付いてきたのか猫がいた。