「見納め」の意味と使い方や例文!「見納めください」とは?(類義語・対義語)

【言葉】
見納め

「見収め」とも書く。
【読み方】
みおさめ

【意味】
その時がそれを見ることの最後であること。最後に見ること。

【類義語】
・お別れ
・オーラス

「見納め」の使い方

健太
イタリアに行きたいな。
ともこ
急にどうしたの?
健太
この世の見納めにイタリアに行きたいんだ。
ともこ
もう死ぬみたいな言い方をしないでよ・・・。

「見納め」の例文

  1. 三年前に兄を見送ってからの嫂は、にわかに老けて見える人であった。おそらくこれが嫂に取っての郷里の見納めであろうとも思われたからで。(島崎藤村 嵐)
  2. 今から思いますとこの時こそ夫の姿の今生の見納めでございました。(夢野久作 暗黒公使)
  3. 校庭の中央に、二本ならんで立っている大きな楠も今日で見納めである。(向田邦子 父の詫び状)
  4. 彼は引退を表明したので、BIG4集結はこれで見納めだ。
  5. パンダの中国への返還が延期になり、見納めは先延ばしになった。

「見納めください」とは?

見納め」を用いた表現の一つに「見納めください」があります。

見納めください」とは、最後なのでしっかり見てくださいという意味です。

【例文】

  1. このステージを最後に解散します。僕たちの笑いを見納めください
  2. 今回が最終回、どうぞ見納めください