「申し上げる」の意味と使い方や例文!「お願い申し上げる」とは?(類義語)

【言葉】
申し上げる

【読み方】
もうしあげる

【意味】
①言うの謙譲語。「申す」より敬意の度合いが高い。
②(接頭語「お」「ご」などが付く、動詞の連用形や体言の下について)・・・してさしあげる。

【類義語】
・おっしゃる
・言う

「申し上げる」の使い方

ともこ
明日、偉い人が来るんでしょう?誰が来るの?
健太
女性の方ですが、今のところこれ以上のことは申し上げられません。
ともこ
もうすでに言葉遣いが丁寧になっていることから察するに、相当偉い人なのね。
健太
SPがつくような地位の方です。

「申し上げる」の例文

  1. わたしは、自分が間違いをしていたことを申し上げなくてはなりません。(クリスティ スタイルズ荘の怪事件)
  2. 責任ある立場として、国民の皆様のいかなる叱責も受け入れてお詫び申し上げる
  3. あいつらが包みか何かの話をしていると王子様に申し上げたのもおれさ。(シェイクスピア 冬の物語)
  4. ご家族のみなさまにお悔やみを申し上げる
  5. 謹んで新春のお慶びを申し上げます。

「お願い申し上げる」とは?

申し上げる」を用いた表現の一つに「お願い申し上げる(おねがいもうしあげる)」があります。

お願い申し上げる」とは、お願いを言わせていただきますという意味です。

お願い申し上げる」は、接頭語「」+「願い」+「言う」の謙譲語の「申し上げる」から成る語です。

【例文】

  1. そういう意図がないことをご理解下さいますようお願い申し上げます
  2. 店内には割れやすい商品が多いため、お子様が危険な行為をなさらぬようお客様のご協力をお願い申し上げます