「長らく」の意味と使い方や例文!「永らく」との違いは?(類義語)

【言葉】
長らく

「永らく」とも書く。
【読み方】
ながらく

【意味】
長い間。久しく。

「長く」と「しばらく」の混交。
【類義語】
・長い間

「長らく」の使い方

健太
長らく俳優として活躍してきた彼が、スキャンダルで一夜にしてすべてを失ったね。
ともこ
スキャンダルって怖いわね。
健太
これまで稼いできた財産があるから大した痛手じゃないんだろうけど、長い時間をかけて築き上げてきたものが壊れるのは一瞬なんだね。
ともこ
健太くんもスキャンダルに気を付けなさいよ。

「長らく」の例文

  1. 高齢になるほど発達する知能があることは確かだとして、では、なぜそういった知能があるのだろう?というのが、その知能の存在を知って以来長らく抱いていた疑問だった。(澤口俊之 あぶない脳)
  2. 私は適当な折があると、ついそれらの前に長らく立ち止まる気になった。(フロイト 芸術論)
  3. 長らくその建物は放置されたままだったが、崩壊の危険があるため撤去された。
  4. 長らく弟子をとっていなかったが、この子は育ててみたいという才能の持ち主に出会った。
  5. 日本経済は長らく低迷している。

「長らく」「永らく」との違いは?

長らく」は「永らく」とも書きます。

長らく」は、長い間、久しくという、長い時間をいう言葉です。

しかし「永らく」は、「」が、「永遠」「永久」などに使われるように、「長らく」よりももっと長い時間に対して使います。