【言葉】
無い物ねだり
【読み方】
ないものねだり
【意味】
そこにないものを無理を言ってほしがること。実現が難しいことを承知で求めること。
【類義語】
・だだをこねる
・水中に火を求む
「無い物ねだり」の使い方
ともこちゃんはいいなあ。恵まれているなあ。
健太くんのそれは、無い物ねだりよ。他の人と比べて無い物ねだりをしていたら、生きることがつらくなるわよ。
何かを手に入れても、人の物がうらやましくなってしまうんだ。
隣の芝生は青く見えるというからね。健太くんも十分恵まれているわよ。
「無い物ねだり」の例文
- それも無い物ねだりで、有る結構な干菓子は厭で、無い一文菓子が欲しいなどと言出して、母に強求るが、許されない。(二葉亭四迷hos
- 欧米の人を見ると、自分も足が長ければと無い物ねだりをしてしまう。
- 他人の才能をうらやみ、無い物ねだりをしてもしょうがない。
- 無い物ねだりをしても始まらないので、今ある物をうまく活用することを考えよう。
- 無い物ねだりを承知でいうなら、彼こそこのチームに欲しい選手だ。